日本を代表する北海道の桜研究家、浅利政俊さんが7月14日、キール大学より名誉学位を授与されました。浅利さんは95歳と高齢で渡英できないため、阿部菜穂子が代理で授与式に出席しました。
浅利さんは、英国人の桜の専門家、クリス・サンダース氏とともに、この名誉学位を受けました。サンダース氏は、過去40年にわたってキール大学の広大なキャンパスに多数の日本の桜を植樹してきました。現在キャンパスには約250種、300本以上の桜があり、英国でも有数のコレクションを誇っています。浅利さんが創作した「松前桜」も数多く植えられています。
浅利さんは戦後、116種類の桜を創作し、それらは総称して「松前桜」と呼ばれています。英国にはそのうち56種類があります。松前桜は英国で人気が高く、サンダース氏はこれらを英国内で普及させるうえで、重要な役割を果たしてきました。
尚、学位証明書はキール大学の日本語教員、北川利彦氏が8月上旬に来日し、8月8日から14日まで函館市のYWCAで開かれるウクライナの子どもたちによる桜の絵画展の初日に会場で浅利さんに手渡す(非公開)。その際、簡単な授与式が催される。

浅利さんについて書いた自身の記事を持つ阿部菜穂子

(右から)クリス・サンダース氏、阿部菜穂子、キール大学副学長のマーク・オーマロッド教授、サラ・テイラー博士

キール大学メディア担当者から取材を受けるクリス・サンダース氏と阿部菜穂子

授与式に臨んだクリス・サンダー氏と阿部菜穂子

授与式で浅利さんに代わってスピーチする阿部菜穂子

授与式後にテーラー博士と共に会食会場へ
★上記写真はキール大学の北川利彦氏提供

浅利政俊さん――松前公園で。2026年5月1日

浅利政俊さんと阿部菜穂子--七飯町の浅利さんの自宅前で。2026年5月2日

松前公園で2023年に平和を願って建立されたに日英親善の記念碑

