阿部菜穂子がロンドンの「国際樹木学会」(IDS) で講演

国際樹木学会での講演の様子

 

講演会場では著書が完売

 

2026年2月25日、阿部菜穂子が国際樹木学会(IDS)主催の「ウィンター・レクチャー(冬季講座)」で講演しました。会場はピカデリーの由緒ある王立化学協会。この講座はIDSが年に一度、講師を招いて開催する特別なイベントです。英国各地から約80人が参加し、さらに英国内や海外から約80人がオンラインで視聴しました。

講演会では「チェリー・イングラム」の生涯や功績について語り、イングラムが日本では消滅してしまったいくつかの桜の品種を自分の家の庭で保存して救ったことや、日本での桜の歴史、また桜のシンボリズム(象徴性)などについて語りました。さらに、近著 ‛The Martyr and the Red Kimono’(日本では「アウシュビッツの聖人を追いかけて」の題名で2025年夏に出版)についても話しました。この本でも桜が「平和」のメッセンジャーとして重要な役割を果たしています。

国際樹木学会(IDS)は1952年設立設立で、50か国に1,600名の会員を擁する権威ある団体です。創設者はベルギーの著名な樹木研究者、ロベール・ドゥ・ベルデとジョルジュ・ドゥ・ベルデ兄弟で、樹木や植物の研究促進と、樹木研究者の国際的なネットワークを作ること、そして希少種や絶滅が危惧される樹や植物を保護し保全することーーが目的でした。英国や西欧社会に広く日本の桜を紹介した「チェリー・イングラム」ことコリングウッド・イングラムも会員でした。

講演会は好評で、阿部菜穂子の著作は2冊とも完売しました。

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