阿部菜穂子が長崎原爆投下80周年の日にギルフォードの教会で講演

 

 

2025年8月9日は長崎原爆投下80周年の日でした。広島への原爆投下3日後のことでした。

この日、ロンドン郊外のギルフォード・バプティスト教会のイアン・スタックハウス牧師の招きにより、阿部菜穂子が同教会で長崎原爆について講演しました。スタックハウス牧師が「アウシュビッツの聖人を追いかけて」の原著’The Martyr and the Red Kim0n0’を読んで感銘を受け、講演を依頼したものです。

 

 

      

 

 

講演会には約70人が出席。原爆投下当時17歳だった田川幸一さん(後の小崎登明さん)の体験した惨事について語りました。田川さんは投下当日、長崎市内の三菱兵器の地下工場で働いていたため、原爆を生き延びましたが、瞬時に母親を失って孤児となりました。自宅も跡形もなく燃え去りました。

田川さんは、原爆投下の8月9日から3週間にわたって、眼にした惨事を詳細に日記に綴りました。その日記を75年後に阿部菜穂子に提供しました。

田川幸一さんは阿部菜穂子の新著「アウシュヴィッツの聖人を追いかけてーーある被爆者と桜守の物語」の3人の主人公の一人です。田川さんの書いた生々しい日記の内容は、すべて同書に掲載されています。

講演の間、英国人出席者は皆、しーんとして田川さんの綴った体験談に耳を傾けていました。

講演後、犠牲者を偲んで、スタックハウス牧師の導きの下で、出席者が2分間の黙祷を捧げました。

 

 

          

田川幸一さん                          原爆投下当日の日記

 

 

 

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